【自衛消防技術認定試験】東京都限定資格!他県在住でも受験可能!本格的な実技試験があるゾ!

こんにちは!中卒、アラフォー、フリーターの底辺戦士こと…人生逆転おじさんです!

4月に続き、5月も資格試験で連続して続いているのでかなりヒィヒィ言ってるのですが…今回は警備員という職業柄、避けては通れないと思っている資格「自衛消防技術認定試験」にチャレンジしてきました!

☆資格データ
・自衛消防技術試験
受験地 
東京(外神田、立川)
試験日 毎月2~4回
受験料 5,400円
受験資格 誰でも受験可能
試験方式 選択解答式(マークシート形式)
出題数/受験時間 学科/25問/75分
実技(集団)/3問/15分 実技(個別)/2問/5分程度
合格基準 学科、実技共に正答率60%以上
合格率 60~70%程度
公式サイトURL
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/sk/index.html

自衛消防技術認定とは?

東京都内限定の資格!

この「自衛消防技術」とはいったいどんな資格なのでしょうか?簡単に言うと『災害時における、一般人の避難、誘導、消防隊の活動に対する協力、消防用設備等の操作、またはその設備等の機能の維持管理について専門的な知識と高度な技能を有すると認定された資格』となります。

この資格は東京都火災予防条例に基づいて、「一定規模以上の防火対象物」等には、この資格(認定証)を取得している人の配置が義務化されています。

よってこの試験を受ける時は願書を東京消防庁のホームページよりダウンロードし、都内の各消防署、消防派出所等に写真2枚と受験料を添えて提出する形式になっています。

都内の警備員には必須?

「災害は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂いなし」なんてよく言われていますが、いざという時に被害を最小限に食い止める為には必要不可欠と言える資格ではないでしょうか?

「自衛消防技術」に受験資格はないので誰でも受験する事は可能ですが、東京都内で警備員として働く人には必須としている警備会社もあるようです。

勿論、警備員以外の職業の人でも受ける会社が多いようで、おじさんが受けた時もホテルの従業員や飲食店で働いている方がいっぱい受けに来ていました。

この資格を取得する為には?

この資格を取得する為には試験の合格が必要であり、その資格は学科試験だけでなく、実際に消防用設備等を操作する実技試験にも合格しなければいけません。

ちなみにこの「自衛消防技術」「防災センター要員&自衛消防業務講習修了」「上級救命講習」を含めた3つの資格(認定証)を「三種の神器」と呼ばれています。

3つの資格の中ではこの「自衛消防技術」のみ、試験を合格する事で取得出来る資格となっています。

学科試験について

学科試験はどんな感じ?

実を言うと、今この記事を書いている現時点でおじさんは「自衛消防技術」学科試験には合格しています。

試験当日は午前中に学科試験を行い、合格者のみが実技試験に進めるという形式で、もし午後に自分の前の人が帰っていたら…それは「学科試験に落ちてしまった」という事になります。

学科試験は完全にペーパーテストで、試験時間75分間で25問の設問に答えなければいけません。

25問の内訳は「火災に対する基礎的な知識」が10問「消防関係法令」が5問「自衛消防業務に関する実務」から10問合計25問4肢択一式マークシート方式です。



ちなみにもっと細かく分類すると…

【火災に関する基礎的な知識】(10問)
・燃焼、消火及び火災現象に関すること
・防火対象物の防火防災対策に関すること

【消防関係法令】(5問)
・消防法
・火災予防条例
・東京都震災対策条例

【自衛消防業務に関する実務】(10問)
・出火の防止に関すること
・自衛消防活動に関すること
・消防用設備等の維持管理に関する基礎的な知識及び取り扱い要領
・防火及び避難施設等の維持管理に関する基礎的な知識及び当該施設の取り扱い要領

上記になっています。

学科合格には「消防法令」が鬼門か!?

学科試験の中で難しいと感じたのは案外…いややはりといううべきか…「消防関係法令」ですかね。

※画像引用 ハンターハンター


合格には60%以上の正答率が必要
なのですが、厄介なのが全体で60%ではなく…各分野ごとに60%の正答率が必要という事です。



例えば「基礎的な知識」が100%出来たとしても、「消防関係法令」が0%だったら不合格になってしまうという事です。

60%の正答率という事は「消防関係法令」でいうと、5問中3問は正解しなければいけないという事になります。

実技試験について

集団方式

午前中の学科試験をパスした選ばれた者達だけが受ける事が出来る実技試験ですが、この実技試験には「集団方式」「個別方式」という2種類の方式があり、両方合格しなければいけません。

まず「集団方式」ですが、以前の名前は「集団実技試験」という名前だったらしく、平成31年4月1日より名称を変更したらしいです。

変更したのは名称だけで内容は以前と変わらない様で、こちらも学科試験と同じく全3問のペーパーテストになります。

ただ違うのはマークシート方式ではなく…選択式や、記述式だったりするので、答えが解らなくても適当に選択したら合格の可能性がある学科試験とは違い、まぐれでの合格は難しいと言えます。

個別方式

続いて「個別方式」ですが、集団方式が終わった後に一人ずつ呼ばれ、個別のブース内に入り、試験管とマンツーマンにて消防用設備等の操作等の実技試験を行うドッキドキの内容になっています。

出題される実技試験の内容は全2問で、自動火災報知設備の操作や、スプリンクラー設備の操作AED(傷病者発生時の応急救護活動)消火器の使用法などなど多数です。

採点基準は解りませんが、少しくらい失敗していても合格出来たとの情報もある為に、間違えてもいいから声を出し自信を持って堂々とやるのが良い様です。

試験管も人間ですし、やはりやる気のある覇気のある人間に手心を加えたくなるのは心情ではないでしょうか?

まとめ

この記事を書いている現時点ではおじさんも実技試験の結果が出ていないので、合格しているかどうか解りません…。

しかしながら学科試験に合格すれば半年間は学科試験が免除(受験料は変わらない)されるので、自動的に実技試験を受ける事が出来ます。

「備えあれば憂いなし」「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますし、実際に災害が起こる前に知識及び、設備の操作要領を理解しておいた方が生存確率は格段に上がります。



実技試験対策として有料ですが講習会も開催されていますし、「自衛消防技術」は持っていて損はない、むしろどんな資格よりもいざという時に役に立つ資格と言えるのではないでしょうか?

※2019年6月1日追記
無事実技試験にも合格し、「自衛消防技術認定」を取得しました!【合格方法】についての記事はこちらです!

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