こんにちは!人生逆転は火星よりも遠い底辺中年男こと、人生逆転おじさんです!
今回は今世間を騒がせている「沢田研二(ジュリー)氏の公演ドタキャン騒動」について書きたいと思います!
そもそも騒動の発端は何なのか?
という事なんですが、要は沢田研二氏(以下、ジュリー氏)は現在自身が70歳(古希)を迎えた記念に、【沢田研二 70YEARS LIVE「OLD GUYS ROCK」】というツアーコンサートをしています。
この記念公園は7月の日本武道館(東京)から始まっており、全66公演中の予定で今回の「さいたまスーパーアリ―ナ」が36公演目でした。
会場となった「さいたまスーパーアリーナ」といえば最大3万7000人も収容可能な超特大な会場で、海外の超有名アーティストや日本だと世界的に人気のロックバンドである「ONE OK ROCK」等が公演する事が可能な…いわば現在進行形で成功している人気アーティストの為の会場になります。
ジュリー氏といえば1970年代に甘いマスクで若い女性をキャーキャー言わせた人らしく、1977年生まれの逆転おじさんには正直おじさんにはあまり馴染みのない人ではあるのですが…YouTubeなんかで若かりしジュリー氏を見たら、確かにカッコイイので人気だったのも頷けます。
帽子を斜めに被って流し目をしているお馴染み?の姿は今現代でも流行ってもおかしくないくらいイケてて、おじさんも真似したくなります(笑)←
特に1980年に発売された「TOKIO」という代表曲の一つでは、電飾が施されたスーツを着て、パラシュールを背負って歌うという超ファンキーなパフォーマンスが話題になったそうで、こちらは一見の価値があります♪
と、確かに昔のジュリー氏は甘いマスクにファンキーなパフォーマンスと人気なのは解るのですが…現在のジュリー氏は一線を退いたアーティストというのは紛れもない事実だと思います。
突然のコンサート中止にファン達は…
そんなジュリー氏を支えているのは昔からのファンなのは間違いなく、年齢でいえばジュリー氏と同年代になり60~70歳くらいのマダム達が多いのでしょう。
そんなファンの人達に支えながらのツアーなのに、そのファン達を無視して自分の感情のみでコンサートを中止にしてしまうのは正直いただけません…。
一体誰の為に行うコンサートなのか?
論点はそこになるんじゃないでしょうか?ジュリー氏は今年で70歳と…おそらく生涯最後のツアーになる可能性だってあります。
今回の公演中止の理由が18日夕方にジュリー氏が横浜市中区(!)でご本人が自ら開いた会見によれば、当初はイベンターから9000人の集客だと聞かされていたが、実際にチケットがさばけているのは7000人で、リハーサル時に潰された客席を見てやる気をなくし公演を拒否した…という事らしいです。
昔は確かに大人気だったからその時のプライドがあるのだろうけど、7000人が会場に来てくれるって純粋にスゴイ事だと思います!
「契約上の問題で中止…」と会場には張り紙してあったそうだけど、9000人でも7000人でもどっちでも良くないですか?
仮に1人でもファンが来てくれたのなら、そのファンの為にコンサートをするべき!とおじさんは思います><。
70歳を記念して行うなら、もう少しファンの事を考えて判断出来なかったのだろうか?と今となっては悔やまれますよね。
このコンサートの為に7000人のファンは交通費や宿泊費をかけたり、仕事の都合をつけたりして、本当に楽しみにしていたに違いありません。
会見で謝罪したジュリー氏
ご本人が行った会見では「ファンには申し訳なく思っています。責任は僕にあります」と語り、「さいたまスーパーアリーナでやる実力がなかった」と素直に謝罪したそうです。
ドタキャンは確かに本当に不誠実な事だと思いますが、昔成功した人が自分の力の無さをカメラの前で認めるのは本当に勇気がいる事だと思います。
ジュリー氏の昔からのファンだと公言しているのダイアモンド☆ユカイ氏は「「最初この話を聞いた時はロックンロールだと思った」と語り、「正直に謝罪出来る人は素敵です」と自身の考えを話したらしいです。
確かに年齢を重ねると自分の考えが凝り固まってしまい、なかなか自分の非を認められない人が多いのは、仕事でご年配の方と一緒にやっているおじさんもよく解るので、素直にご自身の非を認めたジュリー氏は潔かったとは思います。
ただそれでも自分自身をずっと支えてきてくれたファンを裏切ってしまった事はやはり許される事ではなく、これからジュリー氏や事務所や関係者で交通費の補償等も含めて誠意ある対応が求められます。
今回の騒動で芸能界ではダイアモンド☆ユカイ氏以外にも坂上忍氏やデヴィ夫人等、様々なご意見番がコメントを出していますが…その中でも自身もジュリー氏のファンだという高木美帆さんが面白いコメントを出していましたね(笑)
「沢田さんのファンは1度や2度の浮気を見て見ぬふりをする寛大な妻の様な存在」
まぁ確かに高木美帆さんの仰る様に30年も40年も追っかけてきたファンはですから、この表現は言い得て妙だと思います(笑)
でも最近「USA」で再ブレイクしたDAPUMPの様に大成功したのに落ちぶれてしまったけど、ファンを大切にしてショッピングモール等で無料ライブをし、地道な努力を重ねてきたからこそ、現在が評価された姿があるアーティストもいます。
ジュリー氏も今後はつまらないプライドは捨て、ファンの事を第一の考え、残りのアーティスト人生に全力で取り組んでこそ、若い頃の輝きを取り戻せると言えるんじゃないでしょうか?