こんにちは、中卒アラフォー貯金なしの伝説の超底辺人間こと、逆転おじさんです(笑)以前の記事でも何度か警備員という職について書いているのですが、今回はどうして警備員=社会の底辺の仕事と言われてしまうのか、実際に施設警備員として働いている逆転おじさんが考察してみたいと思います。
どうして底辺と呼ばれるのか?
これはやっぱり警備員として働く際に「学歴を問わない」「年齢を問わない」そして「低賃金」という事が大きな理由になっていると思います。
ただだからと言って誰でも警備員になれる訳ではなく、「警備業法」という法律に触れてしまう人は警備員になる事が出来ません。
具体的にどういう人が警備員になれないかというと?
・18歳未満の人はなれません
・破産した人は復権手続きをしないとなれません
・犯罪を犯して刑務所を出所し5年間(仮釈放含む)か、執行猶予判決を受けている場合、執行猶予期間を満了してから5年間はなる事が出来ません。
・過去5年間に警備業法に違反している者は警備員になれません。道路交通法において危険運転致死傷をおこしていたり、労働基準法に違反している場合も含まれます。
・暴力団員及び構成員の人はなる事が出来ません。
・アルコール・麻薬・大麻・あへん・覚せい剤の中毒者はなる事が出来ません。
・うつ病の人は「警備業務を適正に行える」と医師の診断を受ける必要があります。
大まかに言うとこんな感じなので、要するに普通に日常生活を送る事が出来る18歳以上の方なら警備員になる事は出来るという事です。勿論警備会社によって求人の内訳は異なると思いますが、大抵の所はよほど「人間的に問題が無ければ働ける」のではないでしょうか?
とは言ってもやっぱり誰もが知っている様な大手の警備会社さんは給料や待遇も良く、福利厚生も充実したりするので、やはり人選もかなり厳しく年齢や経歴、人間性を判断され雇ってもらえない事はあると思います。実際、おじさんも某大手の警備会社さんには面接(書類の時点?)で落とされています(笑)
実際に底辺だと感じているのか?
おじさんは警備員がどうこうとかじゃなく、どんな仕事でも一生懸命やらない人間こそが底辺だと思っています。お金を貰っているからには仕事ですから、一生懸命やらないといけない義務があります。
そりゃ疲れたり体調が悪くて一生懸命出来ない時は正直言ってありますが…最低限やらないといけない事はやるべきだと思います。特に警備員は人の生命や安全に関わる仕事ですから、そういう面で手を抜く事は絶対に許されません!!
ただやっぱり外部から見たら「ただ立っているだけ」「誰でもなれる仕事」「低賃金」というイメージが強いせいか、正直言ってめちゃくちゃ見下されています><。悲しいけどこれ、現実なのよね(泣)
具体的にどう見下されているのか?
おじさんの現場は物流センターなので、納品車両のトラックが毎日いっぱい来るのですが…その納品車両の受付は警備員がやっています。
その時、納品受付をこちら側のミスで間違えてしまった場合に怒られるのは仕方ないのですが、ドライバーのミスだった場合も「警備員の案内の仕方が悪い」「いったい何を考えて仕事をしているのか」「出来ないなら、他の人間に変われ」などと言われてしまい…謝っても許してもらえず、ネチネチと言われてしまいます。
おじさんは正直あまりミスなくやっていますが、同僚がやってしまったミスでも上の人間(物流センター側の人)からはそんな事関係ないので、めちゃくちゃ怒られます。もう完全にゴミの様な扱いです(泣)
やはりその根本にあるのは「警備員は底辺」という意識があるんだと思います。ただおじさんが怒られるのは別に構いませんが、やっぱり年配の人が怒られているのを見るのは凄くツライです…。
警備員は年齢問わずなる事が出来るので、一般企業で定年まで働いて引退したけど…年金が出るまでの間とか、年金だけじゃ足りないからその分を警備員で補うみたいな人が多いです。
そんな一時代を築いてきた年配の方が怒られてペコペコ頭を下げているのは何ていうか…見るに堪えないです。同じ会社なら完全に部下の様な年齢の人に怒られている訳ですからね…><。
でもそうまでして働いているのはご自分の生活の為は勿論あるんでしょうが、愛する家族の為、お孫さんに玩具の一つでも買ってあげる為だったりする訳ですから…本当に尊敬出来ます。
確かにたまにちょっと「アレ…?この人…」と思うような人がいるのは事実です。でもおじさんは見下されながらも働いている警備員の皆さんを尊敬しています。自分が警備員になってみて、初めて大変さが解りました。
皆さんの安全を守る為に猛暑や大雨の日、凍えるような寒い日や草木も眠る深夜にも拘わらず立ち続ける警備員を見かけたら「ご苦労様」の一言でもかけていただけると嬉しいです♪
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